2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧
【バトンを渡す(次の人や世代に、仕事や役割を引き継ぐこ と)】 ●真っ赤な誤用 「来年の春には引退して、息子に『たすきを渡す』こ とにしてるんだ」 バトンだと落としてしまう危険性がありますから ね。
●百字で笑って【鶴の恩返し】恩返しに訪れた鶴は、どうして若い女性に化けて現れたのだろうか。これがもしもおばあさんに化けていたら、夫婦とも同年輩で茶飲み友達にもなれただろうし、はたを織っている現場をのぞかれることもなかっただろう。
【苦虫を噛(か)みつぶす(不機嫌そうな顔をすること)】 ●真っ赤な誤用 「『苦虫を噛みつぶしたような顔をするな』とよく言わ れるんですけどね。皆さん、本当に苦虫なんか噛み つぶしたことあるんでしょうか?」 経験者はほとんどいないと思いますけどね。
●百字で笑って【連ドラファン】「朝の連ドラを、35年間見続けてきました。私にとって連ドラ は、まさに時計代わりで、絶対になくてはならないものなん です」「お言葉ですが、その時間帯だったら、ほかの局でも時刻が表 示されているはずですけどね」
【神輿(みこし)を担ぐ(ほめあげていい気にさせる)】 ●真っ赤な誤用 「彼をまつりあげて『神輿を担ぐ」作戦だったんだが、 彼はクリスチャンだったもので拒否されちまってね」 かなり熱心な信徒だったんでしょうね。
●百字で笑って【遅刻】約束時刻から5分過ぎて、ようやく相手が現れた。「本当に申し訳ありません。貴重な時間を無駄にしてしまい ま して」「いえいえ」「実は、出かけようとしている時に電話がありまして……」言い訳は10分以上に及んだ。
【煮え湯を飲まされる(信用していた人に裏切られ、ひどい目 に遭わされること)】 ●真っ赤な誤用 「あいつには、何度も『煮え湯を飲まされ』てしまった よ」 「体が温まってよかったですね」 その時の状況によって、受け止め方が随分違うもの ですね。
●百字で笑って【台本】「カット! ダメだダメだ。主人公の感情が全然表現されてないぞ。もう一度、台本をよく読んでみろ」「でも、会社をクビになった日に、宝くじが大当たり。そこへ訃報が舞い込んできたなんて、台本が複雑すぎますよ!」
【盗人にも三分の理(どんなことにも、理屈をつけようと思 えばつけられるということ)】 ●真っ赤な誤用 「『盗人にも三分の理』と言うからね。三分間ぐらいは、 弁明の機会を与えてやらなくちゃっな」 要領よくまとめて、相当の早口で言う必要があり そうで…
●百字で笑って【オレオレ詐欺】「おばあちゃん。オレオレ、光男だよ」「あんた、光男じゃないね。光男は電話で自分から名乗るような孫じゃなかったよ」「オ、オレも成長したんだ」「怪しいね。信用してほしければ小遣いでも送ってきたらどうだい」
【泣くに泣けない(泣いたぐらいではどうしようもないほど 辛いこと)】 ●真っ赤な誤用 「あの役者、ホント大根だいこんなんだから、いい場 面で『泣くに泣けない』んだよなあ」 高い入場料を払っているのに、客の方は泣きたく なりますよね。
●百字で笑って【聖徳太子】「『日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す』。聖徳太子が送ったこの手紙で、隋の皇帝がメッチャ怒ったらしいなあ」「そんなもん当たり前や。書き出しに『拝啓』も時候のあいさつもないなんて無礼すぎるわ」
【泣く子も黙る(泣きわめいている子も黙ってしまうほど 恐ろしいもののたとえ)】 ●真っ赤な誤用 「おもちゃをあげると、『泣く子も黙って』手に取っ たよ」 よほど怖いおもちゃか、夢中になるおもちゃだ ったんでしょうね。
●百字で笑って【悩み相談】「お客さんにいつも値切られてしまうんです。どうしたらいいでしょうか?」「強気に出ることです」「分かりました。相談料はおいくらですか?」「3万円いただきます」「高すぎるだろ! こらっ!」「3000円で結構です」
【目の薬(見て楽しむことができる、美しいものや珍しい もの)】 ●真っ赤な誤用 「いやあ、すばらしい作品ですね。『目薬』になりま したよ」 「の」を入れるかどうかで、随分ニュアンスが異 なってくるものです。
●百字で笑って【絵画】「ねえ。どの絵が印象に残った?」「出口から三番目の絵ね」「ふうん。なぜ?」「ほら。女の人が帽子をかぶってる姿が描かれているでしょ。それを見て、さっき入ったレストランに帽子を忘れてきたのを思い出したの」
【水臭い(よそよそしい。他人行儀)】 ●真っ赤な誤用 「ん? おまえの服、なんか『水臭い」ぞ。いった い、何の臭いだろ?」 原因が見つかるまでは、一定の距離を置いて付 き合っていた方が無難のようですね。
●百字で笑って【ボクシング解説】「勝浦選手はタフですからねえ。マットに倒れた姿を今までに見たことがありません」アナウンサーがそう言うと、解説者がびっくりしたような表情をした。「えっ? 彼がスリップダウンしたところを、何回も見ましたよ」
【行き当たりばったり(成り行きまかせで無計画なこと)】 ●真っ赤な誤用 「その男は、公園で『行き当たりばったり』倒 れてしまったんだ」 倒れる計画なんか、最初からなかったようで すね。
●百字で笑って【新しいことわざ】スプーンを投げる……外国人医師が治療を諦める。ちんぷん漢文……古典が苦手なこと。NO書きを並べる……できないことの言い訳を並べる。頭隠して顔隠さず……カツラをかぶっているが、すっぴんの状態であること。
【滑ったの転んだの(あれこれとつまらない文句を言うこ と)】 ●真っ赤な誤用 「彼には、『滑ったの転んだの』とても楽しいス キー体験を話してもらったんだ」 転んだのは、痛い体験の話だったんでしょ うね。
●百字で笑って【連想】「命」という字から連想する言葉は、その時によって違う。かわいい赤ちゃんを見ていると、「生命」を連想する。「あなた、何をぐずぐずしてるの。早く片付けてよ!」という妻の声が聞こえると、「命令」を連想する。
【どんぐりの背比べ(どれも大して隙がなく、特に優れた ものがない状態のたとえ)】 ●真っ赤な誤用 「『どんぐりの背比べ』は、『米粒の背比べ』よりも、 はるかにおもしろいよ」 そんなものと比べないでほしいものです。
●百字で笑って【落語】創作落語ファンと古典落語ファンの会話。「古典落語なんてマンネリでちっともおもしろくないよ。すぐに眠くなってしまう」「何、言ってるんだ。ちょっとぐらい寝ても話の筋が分かるのが、古典落語の魅力じゃないか」
【 人を人とも思わない(思い上がって、他人のことを考え ない振る舞いをする様子)】 ●真っ赤な誤用 「乙姫は、浦島太郎をとても盛大にもてなしたのよ。 『人を人とも思わない』、まるで神様か仏様のよう に、考えたのかもしれないわね」 それにしては、な…
●百字で笑って【時計】 家にある時計が正確だと、何だか時間に縛られているような気がしてくる。遅れていると時間を損したような気分になり、進んでいると時間を得したような気になってくる。したがって、時計は進めておくに限るのである。
【 身から出た錆(さび)(自分のしたことによって、自分 自身が苦しむこと)】 ●真っ赤な誤用 「『身から出た錆』で、ふとんがすっかり汚れちゃっ てね」 どうせなら、起きているうちにしっかり出すべ きですね。
●百字で笑って【同じ話】「おまえも年をとったもんだなあ。その話を聞かされるのは、これで3回目なんだぞ」「何を言っているんです。年をとったのは、おじいさんの方じゃないですか。だってこの話をするのは、これでもう5回目なんですよ」
【 手を替え品を替え(いろいろな手段や方法を用いてみる こと)】 ●真っ赤な誤用 「バーゲンで、『手を替え品を替え』て、この手袋を 買ったの」 いろいろなやり方で、試着してみたんでしょう ね。